2008年06月19日

青年海外協力隊派遣前訓練20日目

ついに20日、たってしまいました。それを祝うかのように、いやうちの班の仲間の別れを引き止めるように「雲海」と呼ばれる現象が今日見られました。簡単にいうとここは山の上ですから、その下に雲が見える現象ですね。
・・・いったいここは標高何メートルなんだ???
とつっこんだのは言うまでもなく、聞いたところによると700くらいって言ってましたが、長野で690くらいではなかったかと思うのでどうなんでしょうね。確認できたらまた書きます。また皆さん、連絡ください。

さて今日は、秋分の日という祝日らしいですね。昨日、第2時小泉内閣が発表されたことすらまったくといっていいほど知られていないこの世界では言うまでもなく関係ありません。

朝は注射の後なので体育館です。そこに班の退所する仲間はギブスながらいって(体育館まで結構階段があるんです)挨拶をしました。今日で退所する。と。それも明るくね。
もうそのときからだめですね。涙が出ちゃって。
朝飯食っても明るいし、その後、仲間の心配までしてました。

出発は12時50分。
語学に言ったのですが今日はOBのプレゼン聞いたり、話聞いたり、そんなことどうでもいいや。
11時35分に終わり、飯を食って、そのときは近くにはいなかったけど、その人はそのまま部屋に戻らず行くという。
自分はまだ時間があったので部屋へ。そこにはその人からの書置きがありました。
その時はさすがにもうだめでしたね。

そして残された班の仲間と話をしました。
そいつも男で俺と同じ年なんだけど、困ってました。どう分かれていいのか、わからなくて。自分もそう。でも行くだけいって、泣いてもいいと思ってました。かっこ悪いけどね。

12時半くらいにいったらみんな集まり始めていて、語学の仲間、同じ派遣国の仲間が歌を歌ったりして・・・
どれも見てられなかった。涙がにじんで。
でもそのときだけかな。離れていっていまうその人に涙がちょっと見えたのは。
最後は40人くらいかな、みんなで写真を撮って、後は最後まで明るく元気で彼は去っていきました。

明日からとなりの部屋はだれもいない。その穴をどう感じるのだろう?
部屋に、その後戻るとまだ送られていないその人の荷物。本当にもういないのか?

別れってこんなに寂しいものだったことを思い出した出来事でした。もう会えないわけではないはずなんだけど・・・

さて上記を書いてからしばらくたちまして、気持ちの整理はつきました。そういうわけで別れとは関係のない話を書きましょう。
えー、まず朝の食事当番が今日で終わりました。結局、一度も華の洗い場には立ちませんでした。(華の洗い場というのは洗い場は10人いる中の3人がやるんだけどもみんながセルフで食器を片付けるのでみんなの顔が見れて、また見られて、言うなら受付嬢みたいな感じ。仕事は一番らくだと思う。)そんなところに立てないというか、立たないもまた自分らしくていいかな。なんて思いました。
プレゼンのほうはやっぱりどうでもいいや。木曜日にやるのでそのときに・・・
後はそうです。またいやな感じなことがありました。というのも語学自習が終わって(授業が3時に終わってそのあとの5時までの時間)呼び出されまして、ゴンザレスという理数科教師の語学を仕切っている人です。その人のところにいったら追試は金曜にするって。
でも何がいやな感じって、前は電話でこの時間にやるっていってたのに、今回は呼び出されたところがいやな感じ。たぶん、顔を覚えるために呼んだのでしょう。着々とブラックリストのやばいほうにまわっていく自分でした。というわけで間違いなく、クラス落ちは近い。

後は夜の七時に講座がありました。みんなででかい講堂に集まって、話を聞きました。それについてもレポートを書かなくてはいけなくて、というわけで書いたのをのせます。
○は言っていたこと、→はそれについての感想です。

適正技術と協力手法(総論)のレポート

○科学者は自己満足のため、技術者は人のために何かをしている。自分の外に 目的がある。
→これについてはたしかにそのとおりであると思いました。自分は化学の研究 を大学でしていましたが教授の一番の目的は好奇心を満たすことであるように 見えたし、しかしそこが悪いのではなくむしろすごいところだと思いました。 その自己満足は能力が高いがゆえに結果として人の役にはたってはいるところ が科学者のすごいところだと思います。

○19世紀までは人間の体の延長が技術であった。例えば殴るなら棒で鉄砲で 。になった。しかし20世紀、宇宙開発やプラズマ、ヒトゲノムなど限界が来 てしまった。そのため人間のためになる環境に負担がかからない技術が必要で ある。それは形を持つ、形にこだわる技術、社会関係を担う行為の形がこれか らは必要である。それはもっとも広い意味での技術のことである。
→これについてはどうして限界が来てしまったという意味がよくわかりません でした。また形を持つことにこだわっていましたが、それは世界的に見たらい いかもしれませんが日本という国を見たときにそれで経済的にやっていけるの か。とも思いました。

○火を使うことが技術の出発点である。それを維持するためにコミュニケーシ ョンが必要である。つまり人と人との関係が必要である。ここから男と女の信 用が始まった。
あるものとないもの(男と女相互)で交換が成り立つ。自分にないものを他人 から学ぶ。持っていないものを教える。それが技術の発展につながる。
→男と女の話にどうしてつながったのかはよくわからなかったけども、技術の 発展についてはないもの、あるものの相互関係は、これから行く任国において も重要なことであると思いました。

○日本は神話から親殺しと子殺しの子孫。
→何がさっぱりわかりません

○21世紀には核などに代表される技術の発展を続けるわけにはいかない。生 態の延長としての技術が必要。人間の身体組織を鍛えるのに注目し
一、技能、熟練の延長
二、人格的な関係の延長
が重要。そのことを協力隊で学んで欲しい。
→技術の発展とはこういうところから広がっていくのか。と思いました。あま りこのことについて考えたことがなかったので、というのもこのまま核のよう な化学の弊害があろうとも化学はひたすら発展し続けるものだと思っていたか らです。

○技術の重要な事として
一、循環性の大切さ
二、多様性の展開
三、関係性の存続
がある。
→たしかにそのとおりだな。と思いました。

○アフガンのバーミヤンの仏陀像破壊の話。「形あるものはすべて壊れる」で はなく、「はずかしさのあまり自ら崩れ落ちた」
「月を指差しているのに、なぜかおろかなものは指を見ている。」
そんな生き方をしていないか?本当に大事なものは?
→今回の講義で一番印象に残る部分でした。実際に物事をやっているときには わからなくなっているもの、見えなくなっているものがあります。それを見え るようになれるのか、なれないのかは任国での仕事の発展に大きく関係するこ とだと思いました。

○ユネスコの話で戦争は人の心で起こる。
心は赤ん坊の時から徐々につくられる。心はどこにある?
牛を食べるか、育てるか?失恋で自殺するか、借金で自殺するか?どちらが豊 かか?
→心の豊かさは、日本が豊かである。とはいえないとは思っていましたが、で も今日、自分の隣の人が怪我で退所しましたがそれを見送るのを見て日本人の 心はまだ豊かである。と自分は思いました。

○ボランティアのもとの意味はは人を殺して多くの収入を得ることだった。軍 事的な意味合いで危険な地で多く人を殺して賞金を得る人だった。
これからのボランティアは「越境する多重多元生活の媒介者」であるべきであ る。意味は自分の知らない土地にいって1人の人間が多くの仕事を引き受ける 。それを人と人との媒介で行う。
→ボランティアはいったいどういうものであるのか、これはこの訓練所に来て 答えを派遣前に探さなくてはいけない大きな課題であると思います。この前の 講義でボランティアというのは「高い志を持って行うがずっと個人が続けられ るものではなく、そのこと自体の趣旨というものが多くあるもの」ということ 。とこう自分の中で思ったんですが、それと今回のことをあわせて考えると、 しかし別に知らない土地に行かなくたって近所をゴミ拾いするのもボランティ アであると思うので、また含まれると思うので前回の定義でいいのではと思い ました。

○鮭のように自然の流れに逆らって川を上り、下に沈むものを食べる。そんな 循環系の社会をつくるべきである。
→21世紀の課題は循環系であると自分も思います。そうしないと一方通行で は持続可能な発展ができないからです。

○汚いのはどういうときであるのか?結局は人間と人間との関係から来ている 。これからさまざまな人と出会うが根本は人間の問題である。
→人間と人間の付き合いは非常に難しいものである。と思います。日本人と日 本人だってうまくいかないこともある。まして外国の方々とは価値観が違う部 分も多く出てくる。そこは大事なところだと思います。

○自立とはどれだけ多くの人間、施設などに依存できるか?車椅子を押してく れる人が増えるほど自立度は高まっていく。
→自立。このことは学生が終わって直接きた自分には難しい問題です。結局は でも人は一人では生きられない。語学の授業などでも言われますがやっぱり助 けてくれる人作りは重要で、特に近所の人とは仲良くしようと思いました。

○まとめとして新しい時代には国家に属さない人の活動も増えている。
→まとめとして、正直なところ、だいぶしっくりこないところが今回の講義に はありました。しかし考えることも多くあり、また言い方は変わってはいます が同じことも言われました。そういうことは、よく心に刻み込んでおきたいと 思いました。

と書きましたがぶっちゃけ、今回の話はどうだったんだろう?って感じです。講義って言うよりは禅問答みたいな感じすら受けました。
言っていることもよくわからなかったというのが一番感想かな。

本日は以上。



posted by タケ・S at 16:54| 訓練20〜29日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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